本田健『才能を見つけるためにしておきたい17のこと』
今回は、本田健著の「才能を見つけるためにしておきたい17のこと」を読んだのでまとめます。
- はじめに
- 1章 誘われたらとにかく行ってみる
- 2章 頼まれごとは引き受けてみる
- 3章 突き抜ける力をもつ
- 4章 失敗も思い出と考える
- 5章 1日5分ワクワクすると思えることをやろう
- 6章 自分を調子に乗らせてあげる
- 7章 友人3人に「面白いことない?」とメールする
- 8章 同じ匂いの仲間と一緒にいる
- 9章 寝る前に楽しいことを考える
- 10章 面白いと思ったら飛び込む
- 11章 とにかく量をこなしてみる
- 12章 助けてもらい上手になる
- 13章 自分の応援団をもつ
- 14章 幸せなメンターに弟子入りする
- 15章 パーソナルコーチを雇う
- 16章 自分の未来に好奇心をもつ
- 17章 生まれた目的を考える
- まとめ
- 参考
はじめに
この本を読んだきっかけは、学校の図書館にあったから。"才能"というものに興味はないが、新たな自分を見つけてみたいと思っていたため読ました。
この本は、17つの才能を見つけるためにしておきたいことを、1つ1つ章ごとに説明しており、詳しい内容を小節で解説しています。
1章 誘われたらとにかく行ってみる
■「やりたいな」と思っていたけれど、やっていなかったものをしてみることから、人生はゆっくりと変わる
■今まで出会っていない「おもしろい人」と時間を過ごすことは自分とは違う生き方を知ることができる
最近、ある先輩に誘われてまちづくりに関するイベント参加してきました。はじめは、少し億劫だな、面倒だなと思いながらの参加でしたが、そこで来年度につながる知り合いができてとても有意義だったことを思い出し、「とにかくいく!」をこれからもしていきたいです。
2章 頼まれごとは引き受けてみる
■あなたにできると思って頼まれごとがきている。自分には無理だと思っていたことができる、新たなチャンスだと思って
■自分からは絶対やらないことをやることもすることもあるが、それがまたおもしろい。
3章 突き抜ける力をもつ
■とにかく何かで自信をつけることが大切。
■壁にぶち当たったとき、続けられるかで才能がつかめるか変わる
4章 失敗も思い出と考える
■失敗は「一時停止」と考えるか、「通行止め」と考えるかで変わってくる。
■人生の敗北ではなく、上手くいかなかったというやり方を1つ余分に学ぶことができたといつこと。
人生、上手くいくよりも、苦労して失敗を重ねたほうがきたほうが経験も多く、社会人になった時、ヨボヨボになった時に良かったなぁと思えるのではないかと思う。
最近、自分はあがり症で、人に見られていなくても顔が真っ赤になってしまいます。失敗といえば失敗ですが、人前に出ることを増やしながら、幾つも経験を重ねてあがり症がなくなるように、もしくは目立たなくなるようにしたいです。
5章 1日5分ワクワクすると思えることをやろう
■人生は毎日の積み重ねりどうやって過ごすかによって決まる。
■毎日、どんな生き方をしてみたいか考えてみて。
■ワクワクは才能の入り口。ナビゲーションシステム
■才能は条件(情熱、環境、タイミング)が揃えば自動で開き、連鎖していく
6章 自分を調子に乗らせてあげる
■「楽しくてしょうがない」という状況を作り出そう
■宮崎駿「大事なものは、たいてい面倒くさい」
調子に乗り、人に説明することでアウトプットすることができる。これで、知識としてよく刻むことができるし、人に伝える能力の向上にも繋がると思う。
7章 友人3人に「面白いことない?」とメールする
■誰と付き合うかで人生は決まる
■お互いが切磋琢磨し合うようになる
自分の興味があること、やりたいと思っていることを人に伝えていく。そうすれば、情報が入っていくようになる。
8章 同じ匂いの仲間と一緒にいる
■自分の道を探すとき、友人は支えになる
でも、同じ匂いの仲間だけでいいのかと思う。視野がせまくなってしまい、外に飛び出さなくなってしまうのではないかと思う。
仲間の基準が社会の基準であるとは限らないのでは??
9章 寝る前に楽しいことを考える
■イメージは人生を広げる
■妄想力があなたを広げる
問題が起きたときの対処法であったり、これからの行動をもうそうしておくといいのではないかなと思った。
また、妄想は心を安定させる効果もあるので、続けていきたい。
妄想に浸ることのメリット「メリット:精神の安定」「デメリット:相手に失望する」 - エキサイトニュース
10章 面白いと思ったら飛び込む
11章 とにかく量をこなしてみる
■時間をかければ見えてくる世界もある
近年の社会では孤立が重視されている。だから、時間をかけるということはしなくなってきたなぁと感じている。(受験勉強のわからない問題に時間をかけない感じ…?)
休みの日などの時間があるときに、とことん「もういいよ!」と思うまで何かを突き詰めてみたい。
12章 助けてもらい上手になる
■助けてもらうともうしわけないと感じるかもしれない。でも、助けてもらうことで人生の楽しさが変わる
私は、助けてもらうのが苦手で、溜め込んでしまいます。でも、そんなときに気づいて声をかけてくれる人がいるのでとてもうれしいことだと思いました。
逆に後輩に助けて上げられるような人になりたい!
13章 自分の応援団をもつ
14章 幸せなメンターに弟子入りする
15章 パーソナルコーチを雇う
■自分の鏡を見つける
これは、尊敬できる人を持とうということなのかなぁとおもった。目標にすべき人があるかどうかでモチベーションが変わったりすると思うので、よいと思う。
「助けてもらう」というということにも類似している気がする。
16章 自分の未来に好奇心をもつ
■未来にワクワクしていますか?
昨日、大学の志望理由を書いた。今まで受けてきた学校の志望理由は、誰かの手が加えられて、自分の意見を真っ向に言えていないような文章であったため、すらすらと筆が進まなかった。でも、今回は未来に(次の学校に)ワクワクしており、楽しく志望理由を書くことができた。(でも、やはり文章を考えるのは苦痛だったなぁ…。)
17章 生まれた目的を考える
まとめ
読んで見た率直な感想は、「17つも要らないのではないか」ということです。友人関係についてが2つ、そのほかにも類似するような項目がいくつあり、同じような話を繰り返されているように感じてしまいました。もう少しスリムにできるのではないかと思います。また、小さい頃から自己啓発本を読む私にとっては、知ってるよ!という内容も多く含まれており、読み疲れてしまいました。自己啓発本をあまり読まない中学生などにはオススメできるかもしれません。
この本には難しいことは書かれていませんでした。本を読んで、「自分だったらこんなことができるな」「これをやってみよう!」と思えるものがありました。たとえば、「1日5分ワクワクすると思えることをやろう」。5分だけ、とわかっていながらなかなか手が出ない私ですが、試してみようかと思います。それで、毎日が少しでも明るくなるなら…。
最後に、今回の読書ノートを公開します。「読書ノート」をはじめる - 行列のできるレストランを読んでくださった方が多かったので…。
読書ノートは自分のわかる字で、気になる部分や意見をメモするものなので、読みづらく誤字も多いです。。参考になれば幸いです。
参考
ほかの方のレビュー記事
www.mewisemagic.net
kaku3.jp
toarubooks.blogspot.jp